ペットライフネット設立2周年記念セミナー「ペットの終活×人の終活」結果報告②

1月24日(日)に大阪市立総合学習センター第一研修室で、ペットライフネット設立2周年記念セミナー「ペットの終活×人の終活」を開催しました。当日は、この冬で最も厳しい寒波到来が予測されたこともあり、東京方面など遠方からの参加者からのキャンセルが相次ぎました。そのため、申し込み73名のところが、実際は58名の参加となりました。
しかし、参加者の関心度は高く、熱気にあふれた密度の濃い2時間30分のセミナーとなりました。その結果がアンケートにもよく表れています。

◎83%の方が、セミナーに「満足」

プレゼンテーション1
アンケートに回答してくださったのは42名。そのうち、「大変満足」が38.1%、「満足」が45.2%で、8割以上の方が満足してくださいました。
講演内容について具体的にお聞きしますと、福井敬宗さんの講演にいちばん興味を持たれた方は、17名。「去年、夏に3匹目の愛犬が亡くなり、悲しみがなかなかいえない…。今後、新しい犬(里子)を飼うか悩んでいる」「辛い思いをしているで助かりました」といったペットロスの方、あるいは「ペットが死んでからでないと僧侶様のお話をお伺いする機会はありません。貴重なお話で役に立ちました」「ペットや動物の死に立ち会った方々の生の声、姿をさまざま伝えていただき、仏教における死のとらえ方も紹介いただけた」といったコメントをいただきました。
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石井万寿美先生の講演には、「ペットを健康で長生きさせることができる心構え(フードや日頃の生活)を知ることができました」「知識さえあればペットの苦しみを減らせられるのに、亡くなってから気づくことが多いのが現状。もっと知識を持たなくてはならないと思いました」「温活など、今日から実践できそう」といった感想が寄せられました。
最後の、檜山洋子さんと木村貴裕さんの「遺言で豊かな老後を!」に対しては、「今日はペットの話をもっと聞きたかった。遺言の話は他でも聞ける」というご意見もありましたが、「遺言のことについて全く知らなかった」ので役立ったという声もありました。

◎ペットの健康相談、高齢ペットの飼育相談、ペットの終活
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最後にNPO法人ペットライフネットの活動で参加したいものを挙げていただきました。
トップは、「獣医師・石井万寿美さんのペットの健康相談」。今回のセミナーで先生のわかりやすくて親しみやすい講演を聴かれて、もっと教えてほしいと思われた方が24名にのぼりました。
2位は、「シッターを招いての高齢ペットの飼育相談会」。日本で飼われている犬の半数以上が7歳以上のシニア犬ですから、飼い主のみなさんにとっては日々悩んでおられることなのでしょう。
3位は「ペットの終活」で、4位に「ペットロスについて話し合う懇親会」があげられています。ペットを見送る心構え、見送った後の自分自身の気持ちの持ち方などについて、もっともっと学びたい、話し合いたいというお気持ちが強いのがよくわかります。

ペットライフネットでは、今回のセミナーの結果を踏まえて、みなさまのご支援とご期待におこたえできるよう、今年も精一杯頑張る所存です。
もしも、活動が鈍っているようでしたら、いつでも喝を入れてくださいますよう、お願いします。

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