「糖質ゼロ」の犬のおやつ

がんの検査法でPET(Positron Emission Tomography:陽電子放射断層撮影)というものをご存じと思います。

がん細胞は、正常な細胞に比べて数倍から数10倍ものブドウ糖を消費します。その原理を使ったのが、PETという検査方法です。
つまりがん細胞は、ブドウ糖を与えないと死滅するのです。
正常な細胞はブドウ糖がなくても脂肪を燃焼させてエネルギーを生産でき、脂肪と蛋白質とビタミンとミネラルがあれば、体を正常に維持することができます。

糖質ゼロにすれば、ブドウ糖が利用できなくなり、がん細胞は増殖も生存もできないのです。糖質はがん細胞には必須栄養素ですが、正常細胞には必須ではないので、<糖質ゼロ>にすれば、がん細胞だけを選択的に兵糧攻めにして死滅させることができるのです。

脂肪はグリセロール(グリセリンともいう)1分子に3分子の脂肪酸が結合した構造をしています。脂肪は、胃液や膵液のリパーゼによってグリセロールと脂肪酸に分解されて吸収されます。
脂肪酸は複数個の炭化水素(CH2)が連結した鎖で、炭素数によって名前が付けられています。
  ◎炭素数が7以下のものを短鎖脂肪酸
  ◎8から12のものを中鎖脂肪酸
   中鎖脂肪酸はエネルギーとして燃焼される効率が高く、体脂肪として蓄積しにくい。
  ◎13以上のものを長鎖脂肪酸
   長鎖脂肪酸はエネルギーとして代謝されにくく、体脂肪として蓄積されやすい脂肪酸。

注目したいのが、中鎖脂肪酸です。
中鎖脂肪酸のケトン体を作る経路は、糖質の影響をほとんど受けません。しかも、ケトン体が多量に生産されます。
ケトン体というのはブドウ糖が枯渇したときに脂肪が分解してできる生理的燃料です。
この中鎖脂肪酸が多く含んでいるが、ココナッツオイルです。そして食物繊維やビタミン・ミネラルが豊富で糖質の少ないおから、それと蛋白質である卵を使って犬のおやつを作ってみました。

作り方は、クックパットに載せています。
ぜひ、試してみてくださいね。糖質ゼロお菓子

◎6月28日(日)にますみ先生の「あなたの知らないペットの栄養医学」のセミナーを行います。先生、手作りのワンちゃんのお菓子が用意されています。ぜひ、ご参加を!(詳しくは、トップページをご覧ください)

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