ハエ咬み

 犬も猫にもてんかんという病気があります。
発作といえば、わかりやすいでしょうか。(心臓疾患の発作もありますので、鑑別が必要です)

 てんかんを医学的に説明しますと「大脳のニューロンが過剰に出て発作を繰り返すものです。脳の慢性疾患」です。
 いきなりパーンと倒れて意識を失うのが一般的です。これを全般発作といいます。その他にも、焦点発作といって、体の一部分発作が起こるものです。その場合、意識がある場合もない場合もあります。youtubeのものは「ハエ咬み」といいます。

 以下のyoutubeをご覧ください。

■てんかんの発作型を分類すると、
1、全般発作
   脳全領域の電気異常 意識を失う

2、焦点発作(旧称 部分発作)
   脳の局所の電気的異常 意識がある/意識を失う

3、焦点発作の二次性全般可
   意識を失う

 このyoutubeの犬は、本当はハエはいないのですが、脳の電気異常でハエがいるように見えるので「ハエ咬み」行動をするようになるのです。このような行動は、全部がてんかんというわけではありませんが、その可能性も含まれているわけです。

 飼い主さんは、この程度ならほっておいてもいいかもと思われるかもしれません。でも、脳の電気刺激の異常なので、何回も起こしていると、脳そのものが破壊されて命にかかわります。
 脳の異常で電気刺激が狂うわけなので、発作の後は疲れます。水分補給やビタミンB群などは、必要です。こういう行動が見られたら、かかりつけの獣医師に相談してください。

 てんかんは遺伝的要素も大きいので、好発犬種をご紹介しておきます。
*イタリアン・グレイウハンド
*ボストン・テリア
*ビーグル
*シべリアンハスキー
*トイ・プードル(茶)
*ミニチア・ダックスフンド
*ポメラニアン

 愛犬の行動をよく観察しておいてあげてくださいね。

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