2016年10月18日(火)~21日(金)の4日間に開催された大阪ガス本社前「御堂筋(東北・熊本)復興支援バザー」に「震災で消えた小さな命展」を開催しました。
大阪市で「震災で消えた小さな命展」が開かれるのは、これが初めてということもあり、4日間で450人近くの方がじっくりと観てくださいました。代表のうささんにペットの想い出を綴って絵の依頼をされた飼い主の方々の手紙も一緒に添えられているのを読み、涙を流す方も。動物を飼っておられる方なら、他人事とは思えない話ばかりですから当然です。
復興バザーに石巻から参加されていた方は、ひとつひとつ絵を見ながら「ほんとうにたくさんの命を失ってしまった…」と絶句。御堂筋に並ぶビルほどもある巨大な津波が襲ってきたのだが、恐怖を感じるというより茫然自失という感じで立ち尽くしてしまったと話されました。5年半が経っても、今もあの時の体験と複雑な感情がまざまざと蘇ってこられるようでした。
最後の21日の午後2時過ぎ。ケータイに緊急地震速報が入りました。椅子に座っていた私には、鈍い揺れが長く続くのがはっきりわかりました。震度6の鳥取地震です。
ペットを飼っている方たちは、ペットと離れて自分だけが避難するのを良しとされないのではないかと思いました。うささんが提唱する、一緒に避難して隔離される「同行避難」ではなく、ペットと肌を合わせて避難できる「同伴避難」の体制作りがこれからますます重要だと痛感しました。
※写真は、うささんの活動をサポートする「ねこつな」さんが撮影されたものです。