法人紹介

理事長あいさつ

2013年に「動物の愛護及び管理に関する法律」(改正動物愛護管理法)が施行されてから、年々犬猫の殺処分数は減り続け、今では32,743頭(2019年4月1日1~2020年3月31日、環境省動物管理行政事務提要より)。30万頭近くが殺処分されていた10年前と比べると驚くべき変化です。
これは、改正動物愛護管理法で「終生飼養」が義務付けられ、さらには「愛護動物の虐待、ネグレクト、遺棄」の罰則が強化されたことが大きな要因です。都道府県は、動物が老齢になった、病気になったといった飼い主からの安易な引取り依頼や、動物取扱業者からの引取り、繰り返しての引取りなどを拒否できるようになったからです。

日本の場合、ペットを遺棄する年齢は60代以上が56%と半数以上にのぼります(第34回動物臨床医学会「犬の飼育問題に関する調査から考察した飼育放棄の背景と対策」2013年より)。その原因は、シニア層のペットの飼育疲れ、認知症の発症による飼育放棄、独居老人の突然死による遺棄、老人ホームの入居によるペット遺棄…など、社会的な要因が複雑に絡み合っています。

一方、シニアにとってペット飼育はアニマルセラピーという医療方法があるように心身の健康に大きく寄与します。近年では認知症の防止にも役立つといわれています。また、家族間だけでなく散歩を通してご近所とのコミュニケーションも増え、社会的な孤立を防ぎます。

それにもかかわらずシニアのペットの飼育意向は年々落ち込んでいます(2020年全国犬猫飼育実態調査/ペットフード協会調べ)。その理由で顕著なのが「最後まで世話をする自信がないから」。自分自身の余命を考えたとき、ペットを残して逝くことを懸念してペット飼育を断念していると考えられます。
私たちペットライフネットは、シニアの終生飼育をサポートするだけでなく、万が一ペットが遺されることになっても、大切ないのちを確実につなぐ社会を築きたいと願って発足しました。
一人でも多くの方にペットライフネットにご入会いただき、ペットと共に暮らす幸せを知っていただきたい。そしてペットと共に安らかな老後が楽しめる社会を築きたいと念願しています。

NPO法人ペットライフネット 理事長 吉本由美子

役員名簿

理事:吉本 由美子(よしもと ゆみこ)
理事:高田 多美子(たかた たみこ)高田商会専務
理事:檜山 洋子(ひやま ようこ)弁護士、ニューヨーク州弁護士
理事:木村 貴裕(きむら たかひろ)司法書士
監事:國山 しのぶ(くにやま しのぶ)公認会計士