2023年5月6日(土)13時半から大阪市総合生涯学習センターで開催しました。参加者は10名。PLNは、檜山さん、木村さん、梨岡さん、なかくぼさん、そして吉本の5名。総勢15名の参加になりました。30人収容の研修室でしたので、適度の余裕があり、ロの字型に机を並べると話しやすい雰囲気なりました。
最初に「ひとり暮らしでペットを飼っているのだけれど、もしも私がペットを遺したまま死んでしまったら、ペットはどうなるの?」という質問をとりあげると、みなさん、身につまされる話なのでしょう。次から次へと質問が沸き起こり、真剣な話し合いになりました。そして、飼い主が生きているうちに手を打っておかないとペットの運命は厳しいものになるという結論にみなさん、愕然としながらも納得した様子でした。
トイレ休憩を挟んだ後、ペットのためにも自分の老後をしっかり見定める必要があることを実感されたのでしょう。相続の問題、認知症対策などなど、これからわが身に起こりうる課題について次から次へと質問が続きました。
ただ、参加者のみなさん、何もしないままではいけないことは十分に承知したけれど、遺言書は?遺言執行者は? 任意後見は?などなど、どうすればいいの? どこに相談すればいいの? 誰が信用できるの?などなど、一歩踏み出す勇気がまだまだ不足しているようにお見受けしました。
アンケートには、「何をどう聞いていいかさえ、まだ分からない状態です。このような機会を定期的に開催していただき、時間をかけて、じっくり理解していきたいと思います」「同じ立場の人たちといろいろ交流できて、ありがとうございました。専門家の先生達から直接お話が聞けてとてもよかったです」「ペットに遺産を遺すための遺言書の書き方の講習会を開いてほしい」という回答をいただきました。
和やかで、それでいて真剣に話し合えた、犬猫茶会になりました。ご参加いただいたみなさまに感謝!です。