11月15日(日)、キャット・ソシオンで「猫茶会」第2弾、住まいのコンサルタント江口大輔さんを囲んで「猫のためのDIYを考える」を開催しました。
定員10名のところ、12名が参加。出席者それぞれが愛猫のために工夫を凝らしたインテリアや苦心のDIYのた方の写真を披露していただきました。
その後、株式会社芳栄ホームのコンサルタント江口大輔さんが手がけられたキャットルームをみせていただきながら、「下地さがしどこ太」のことなど自分でできるリフォームのコツを教えていただきました。なかでも住まいを傷つけないでできる方法については強い関心が寄せられました。
猫と暮らす上で一番の悩み事といえば、爪研ぎにトイレ問題。なかでもトイレは、愛猫の健康状態をチェックするためにもリビングに置きたいもの。しかし、見栄えが…。ある方は、トイレの前に観葉植物を設置されていました。すぐに、「猫が食べたらダメでは?」はという質問が寄せられましたが、実はフェイクの観葉植物。インテリアとしても見事です。
※写真はT.Yさんからご提供いただきました。
また、「こんなことをしたいのだけれど、ズバリ、幾らくらい?」という予算についての質問も飛び交い、愛猫家にとっては聞き漏らしたくない情報が満載でした。
「猫茶会」に参加された方たちの猫のための工夫の数々をご紹介しましょう。
M.Jさん
猫用扉 (amazonで購入)
猫ちゃんたちが出入りしているアルミサッシの扉に付けてもらった猫用扉です。
取り付けてもらってのは、近所のガラス屋さんです。(大工さんにお願いするのは、ちょっと失礼かなと思いまして。)
ちなみに、夏場は扉は開けたままで、アコーディオン風の網戸にしています。(猫ちゃんたちは、裾を持ち上げて上手に出入りします。)
I.Eさん
「ペット共生型」のマンションに住んでいますが、いろいろ工夫はされているものの、
どちらかというと、犬向けなもものが多く、作り付けのキャットウォークとかあれば、
いいのにな…と、思ったりもします。
① コンセントが全て高い位置にあり、ペットがいたずらできないようになっています。
② ペット用ドアがありますが、うちの子は全然使えません(>_<)
③ ペット用の洗い場があります。
猫は、洗面部分→棚→洗面台の頂上へキャットタワー代わりに使っています。
④ 玄関の靴箱と電気温水器ですが、ここもうまく登ってキャットタワー代わりです。
電気温水器はほんのり温かいです。
⑤ 部屋はカラーボックスを階段状に配置しています。
ケージから階段に移動できるキャットウォークが欲しいです。
M.Fさん
我が家の猫部屋です。とっ散らかっていますが、お猫様3匹で一番日当たりの良い6畳を占領しています。
手前のリビングとは以前はアコーディオンカーテンで仕切られていたのですが、穴を空けて中に潜り込み出られなくなるという事故があったため撤去。
百均の突っ張りポールとワイヤーネットで部屋ごと大きなケージにしてしまいました。
←閉めたところです。
←全開したところ。
真ん中のパーテーションは簡単に取り外しできます。
普段は出入り自由にしていますが、猫参加不可の作業をする時(調理や裁縫)や外出の時には閉めてしまいます。
部屋の中の様子も見えますし、エアコンの風も通すので、見栄えさえ我慢すれば快適です。
●廃材利用のキャットウォーク →
母の介護用品収納用にコーナンで購入した木製棚があったので流用しました。カーテンレールの上にはナイロンのトゲトゲ猫除けを結束バンドで固定しています。
●トイレ
下段のペットシーツ用トイレは、砂のトイレが使えない(嫌い)仔用にモニターで手に入れたニャンともミニと百均の水切りかごにトイザラスで見つけた幼児用補助便座を突っ張りポールで固定しています。
猫様の好みを伺いながらの作業なので、なるべく費用のかからない材料で色々挑戦しています。
T.Yさん
●階段状家具
無印良品の組み立て家具を階段状に組み合わせて設置しました。 収納は人間のため、形状は猫のためにと考えました。
駆け登ったり、最上段で昼寝したり、気に入ってくれているようです。