いちじくが6歳のときに、お寺で保護されてた男の子猫を引き取りました。くぬぎと名付けたその子はいたずらでやんちゃでいちじくにとって迷惑この上ない乱暴もの。相性最悪かも…と危惧しつつ、なんとかとりもちつつ、くぬぎの成長をゆっくり待って、いまでは、仲が良くないようでいてシンクロし合う、ほどよい距離感のいちじくぬぎになりました。
威張りんぼうで甘えんぼうのくぬぎは、四六時中、わたしを追いかけ生きています。トイレにも、シャワーにも、洗濯物を干すときも、ドライヤーをかけてるときさえも、ついてくる、待っている。着替えようとすれば、クローゼットに飛び込み、新聞を片づけようとすれば、物置に頭をつっこんでる。
いつでもわたしの顔を見てる。
笑っている機嫌のいいわたしに安心するのがわかるので、そうしていなきゃと背中がのびる。くぬぎは、愛すべき最強ストーカーなのです。
(投稿者:ちゅんちゅん/「いちじく日記」)